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もくもく家づくり

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初冬のくじゅうへ

2010年12月18日(土)

待ちに待った冬将軍が週末前に来てくれたので、くじゅうの雪景色を堪能することができる週末となりました。

前夜に用意を済ませて早めに就寝し、0:30に起床します(早っ!)。

パパッと残りの準備を済ませてくじゅうへGO!
約2時間の道のりを旦那様と二人で向かいます。

くじゅう花公園を過ぎてから雨が降ったらしく、路面が濡れています。
途中の橋では道路が凍りかかっていたので慎重に進み、瀬の下までなんとかチェーンなしできましたが、問題はここからデス。
この先は登り坂であとほんの少し・・・。というトコロでチェーンを付けなければならない場合が多いのですが、今回は何とかクリア☆して牧ノ戸の駐車場へと車を滑り込みます。

牧ノ戸周辺は木々には霧氷がびっしりついており、道端にはうっすら積雪していました。

「これは・・・!」と期待が膨らみ、思わずにんまり^^

チャチャッと準備を済ませて、4:00に牧ノ戸を出発します。
真っ暗+ガスの登山道を汗をかかないようにゆっくりと登ること2時間30分。
途中の強風やガスのあおりを受けながらもようやく6:30にくじゅう連山の『天狗ヶ城』の山頂へ到着しました。

ガスは薄く、次第に辺りが明るくなりましたが、日の出前にガスが晴れることは無く・・・撃沈(涙)。

でも、お楽しみはここからです♪
霧氷と雪の世界に冷たい風を受けながら、自らのカラダも霧氷にまみれながら待つこと・・・数十分。
ついにBeautiful♪な世界を目にすることができました~~~!!

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↑ 天狗ヶ城山頂から見る、朝日を浴びる中岳

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↑ サンゴのような霧氷から中岳を望む

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↑ 岩峰の天狗ヶ城

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↑ 中岳山頂からブロッケン付きの天狗ヶ城

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↑ 中岳山頂から霧氷に覆われて真っ白な大船山を望む


ガスが晴れるのを待つこと数時間・・・というのはザラにあるので今回は本当に良かったです^^

その後、九州最高峰の中岳→稲星山→久住山と巡り、初冬のくじゅうを堪能することができました♪


ガスが晴れるまでは極寒の世界なので、防寒対策は大切です。
ただ、山に登る為の防寒は重ね着が基本ですから、もし冬に山に入られる場合は下記を参考にしてください♪

今回の私のウェアは

◎ 速乾性のアンダーウェア
◎ アンダーウェア上下(冬用の長袖長ズボン,ミズノのブレスサーモ)
◎ 冬用のズボン
◎ フリース素材の長袖
◎ ダウンジャケット
◎ 防水透湿性のジャケット
◎ 毛糸の帽子
◎ ネックウォーマー
◎ 冬用の薄い手袋+冬用のダウンが入った手袋
◎ メリノウールの登山用靴下

と、このようにしていました。

山で汗をかくとすぐに冷えてしまうので汗をかかないようにすぐ脱げるようにするのが大切です。
汗をかいたり、水分で濡れてしまった場合のアンダーウェアの着替えもプラスした方がいいですよ。

あと、私は腰周りがとっても冷えるので、腹巻とダウンが入った山スカートは必需品デス(苦笑)。

冬は重装備となり、荷物が増えますが冬の寒さには低体温症や凍傷などといった恐ろしい病気になってしまうかもしれませんので、十分すぎるほどの注意が必要です。


ただ、太陽が昇ってしまえばぽっかぽかの陽気となることも多いです。
この日も同じで、最後にはアンダーウェア+フリースとなり、ザックの中は服でパンパンとなってしまいました(苦笑)。


雪景色が見たい方でも、牧ノ戸から15分で登れる第一展望台やその先の沓掛山までなら何とか登るコトができると思うので、興味がある方はゼヒ雪景色を堪能してみて下さい♪

初冬のくじゅうへ_d0177220_1833526.jpg

↑ 第一展望台から沓掛山を望む

ただし、下りはデンジャラスゾーンとなる場合が多いので、滑らないように注意が必要です!
牧ノ戸駐車場にある牧ノ戸茶屋にアイゼンという靴の底に付ける滑り止めが売っていますのでそちらも参考にされてみてはいかがでしょうか?

モチロン、車のチェーンも必需品ですよ♪



by nonoshita
by saikimokuzai | 2010-12-21 18:14 | 山登りのコト